用語解説
引指注文とは、上場株式の売買において、引けにのみ指値注文が執行されることを条件とした注文方法です。執行条件付注文の一つで、「引指(ひけさし)」とも呼ばれます。
前場引けまでに発注した注文は前場引けのみ有効で、前場終了後から後場引け(大引け)までに発注した注文は大引けのみ有効となります。終値が形成される最終売買が行われる「引け」の時点になってようやく指値注文が発注され、引けで約定しなかった場合は注文が失効します。
なお、引け値がつかない「ザラバ引け」の場合も注文は失効するため注意が必要です。